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ウクライナでクラスター爆弾使用か 英調査報道機関、SNSを分析


英調査報道機関「ベリングキャット」は2月28日、ロシア軍が侵攻中のウクライナでクラスター爆弾が使われた疑いがあると報じた。SNS上の写真や映像を分析した結果、病院や学校のある地域で使用された可能性があるという。ただ、ロシア、ウクライナのどちらが仕掛けたかは特定されていない。クラスター爆弾は不発弾被害が起きやすく、危険性が指摘されている。

クラスター爆弾は二重構造で、親爆弾に詰めた子爆弾が空中で飛び散る仕組み。不発弾となった子爆弾が残ると、後から人が触るなどして爆発することがあり、被害を生み続ける。2010年に効力を発した禁止条約には100カ国以上が参加しているが、ロシアとウクライナは共に入っていない。

原文出處 朝日新聞