発達した低気圧の影響で、道内は10日から11日午前にかけ、各地で荒天となった。
大雨のピークは過ぎたが、11日午前4時までの24時間降水量は、室蘭市で130・5ミリ、函館市川汲で128・5ミリなどに達した。
JR北海道は11日、札幌―釧路間など特急7本を含む68本を運休するなど交通機関が乱れた。
道警交通管制センターによると、11日正午現在、大雨による道路の冠水や土砂崩れの恐れのため、道道の13路線13区間が通行止めとなっている。
函館市内では10日、泊町の24時間降水量が305・5ミリと観測史上最大を記録したが、市は11日朝、669世帯1204人に出していた警戒レベル4に当たる「避難指示」を解除した。
札幌管区気象台によると、12日は道内各地で晴れ間が広がる見込み。
原文出處 北海道新聞