米中西部ミシガン州が、国内で突出した新型コロナウイルスのホットスポット(一大感染地)になっている。
同州は皮肉にも製薬大手ファイザーの新型コロナワクチン製造拠点。英国由来の変異株が原因との見方もあるが、マスク着用義務も続けており、なぜこれほど感染度合いに差が出るのか、専門家も首をひねる。
州などによると、16日時点でワクチン接種を少なくとも1回受けた人は全州民の35・7%で、全米平均(38・5%)に近い。
だがジョンズ・ホプキンズ大によると、州の陽性率(直近7日間平均)は15・7%に上り、全米平均(5・2%)の約3倍という深刻さだ。
ウィットマー州知事(民主党)「ミシガンで今日起きていることは他州でも明日起き得る」と警告した。
原文出處 產經新聞