米大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手（２９）は２５日（日本時間２６日）、自身の通訳だった水原一平氏（３９）が違法賭博に関与していたとされる問題を巡って声明を発表し、「信頼していた方の過ちを悲しく、ショックに思う」などと述べた。大谷は声明で「当初、水原氏は友人の借金の肩代わり、とうそをついていた」と説明。自身の賭博関与については「僕自身、何かに賭けたり、スポーツイベントに賭けたり、頼んだこともない」と強く否定した。
声明では、違法賭博の胴元へ自身の口座から送金されたことについて「（水原氏から）依頼されたこともなく、彼が僕の口座から盗んでみんなにうそをついた」などと語った。さらに、水原氏が違法賭博によって借金したことについては「（２０日の韓国・ソウルでの）開幕戦後のミーティングで説明され、巨額の借金があることをホテルに戻って初めて知った。借金の返済は同意していない」などと話した。
捜査や米大リーグ機構（ＭＬＢ）の調査については「全面的に協力する」と意向を示した。
原文出處 產經新聞