「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と政治家の接点が、次々と明らかになっている。
とりわけ目立つのが自民党議員との関係だ。戦後、長く政権与党の座を占めてきた自民と教団の歴史をひもとくと、何が見えてくるのか。
旧統一教会と自民党との関わりは、長く広く深い。教団が日本で活動を始めた当初から半世紀を超えて、いまに引き継がれている。
教団は朝鮮戦争が休戦した翌年の1954年、韓国ソウルで文鮮明(ムンソンミョン)氏により設立された。4年後に日本での布教が始まり、64年7月に宗教法人として認証。日本での初代会長は、立正佼成会の会長秘書だった久保木修己氏だった。
原文出處 朝日新聞