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維新・赤木氏の選挙運動員を買収疑いで逮捕 ビラ配りで日当1万円超


10月31日に投開票された衆院選の選挙運動の見返りとして運動員に報酬を約束したとして、兵庫県警は5日、兵庫4区で落選し、比例区で復活当選した日本維新の会の赤木正幸氏の選挙運動員を、公職選挙法違反(日当買収)容疑で逮捕し、発表した。逮捕されたのは、会社役員の森宏成容疑者(70)=同県小野市三和町。県警は、森容疑者の認否を明らかにしていない。

捜査2課によると、森容疑者は10月初旬ごろ、ビラを配って赤木氏への投票を呼びかける運動員1人に、1日1万3千円の報酬を渡す約束をした疑いがある。公職選挙法は、事前に選挙管理委員会へ届け出のあった車上運動員などを除き、報酬を禁じている。

同課は、容疑への赤木氏自身の関与は「現時点では不明」としている。赤木氏は5日午前、朝日新聞の取材に対し、森容疑者は陣営幹部ではなく支援者の一人だとしたうえで、「逮捕に驚くとともに、なぜこうなったのかわからない。私は指示していない」と話した。

原文出處 朝日新聞