米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は3日、今季レギュラーシーズン最終戦となるシアトルでのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。
一回の第1打席で、9月21日のアストロズ戦以来11試合ぶりとなる右翼へ46号ソロを放ったが、本塁打王争いで48本でリーグトップを走るペレス(ロイヤルズ)と、この日48号を打ったゲレロ(ブルージェイズ)に2本届かなった。打点は100に達した。
1ボール、1ストライクからの3球目、先発左腕アンダーソンが投じた86マイルのカットボールを強振、打球は右翼スタンドに飛び込む先頭打者弾。飛距離は127メートル。ベンチに戻った大谷の顔に笑みがあふれた。
3-0とリードした二回1死二塁での第2打席は申告敬遠。4-2となった四回1死走者なしでの第3打席は見逃し三振。7-2とした五回2死三塁での第4打席は再び申告敬遠。敬遠は今季20個目。七回2死走者なしの第5打席はボール球を空振り三振。3打数1安打1打点、2三振2四球だった。
試合はエンゼルスが7-3で勝った。マリナーズの2001年以来となるポストシーズン進出は、ワイルドカードを争っていたヤンキース、レッドソックスが勝利したため、消滅した。
リアル二刀流1年目。投では23試合に先発し、130回⅓を投げて9勝2敗、奪三振は156個で9イニング換算だと10・7個。防御率は3・18で、規定投球回に達していないものの、両リーグで15位以内をマークした。打では155試合に出場し、537打数138安打、打率2割5分7厘。
本塁打46本は3位、三塁打は8本で1位タイ、二塁打は26本。100打点は18位。得点は103。三振は189、四球は96。投打二刀流は20試合で、出場しなかったのは4試合にすぎなかった。走塁でも26盗塁を決めて8位につけた。
原文出處 產經新聞