米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は9月30日、アーリントンでのレンジャーズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。本塁打こそ出なかったものの長打2本を放った。5打数2安打1打点、1三振で、打率は2割5分9厘。チームは八回に逆転され、6-7で敗れた。
今季の登板がなくなり、ベーブ・ルース以来103年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」の大記録達成は来季に持ち越しになったものの、45本でトップに3本差の本塁打王には最後まで挑み続ける。
相手先発はルーキー右腕オットー。一回無死一塁の第1打席で、3球目のチェンジアップを強振、打球は狭い一、二塁間をライナーで抜け、そのまま外野フェンスに達した。
快足を飛ばし、三塁打。一塁のマーシュを迎え入れ、打点99。今季8本目。二回1死走者なしの第2打席は初球のナックルカーブを打ち上げて三邪飛。
2番手右腕アンダーソンに代わった四回2死二塁での第3打席はフォーシームに3球三振。六回2死走者なしの第4打席は3番手左腕マーティンが投じた外角低めのボール球のスライダーをがら空きの三塁線を破る二塁打。今季26本目。九回先頭の第5打席は守護神右腕バーロウのカーブをとらえ、あわや46号という大きな左飛だった。
本塁打は8試合不発で9月は3本に終わった。1位で48本のペレス(ロイヤルズ)とは3本差。残り試合はマリナーズとの3連戦のみ。果たしてタイトル奪取はあるか。
原文出處 產經新聞