京都市と台湾・高雄市は10日、友好関係を深めるための「高雄協定」を締結した。高雄市の地名が右京区・高雄地域が由来とされることが縁で、文化や産業、教育など幅広い分野で交流を進めることを確認した。
高雄市は台湾南部の港湾都市で元々は「打狗(ターカオ)」という地名だったが、日本統治時代の1920年に発音が似た「高雄」に改称したとされる。昨年、100年の節目になることから同市から京都市に協定の提案があった。
この日、オンラインで行われた締結式で、陳其邁(ちんきまい)・高雄市長は日本から台湾への新型コロナウイルスワクチンの無償提供に感謝した上で、「両市の独特の魅力を楽しみながら提携を強化したい」とあいさつ。門川大作・京都市長は「市民レベルでの交流を深めていきたい」と応えた。
協定に基づいて今後、それぞれの伝統芸能の公演を両市で開くことを検討しているという。
原文出處 京都新聞
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京都與台灣高雄簽署協定深化兩市友誼
據日本《京都新聞》報道,京都市與台灣高雄市10日簽署了旨在深化友誼的“高雄協定”。高雄市的地名據稱源自京都市右京區的高雄地區,兩市因此結緣,這次確認將推進文化、產業和教育等各方面的交流。
高雄市是台灣南部的港口城市,原來的地名是“打狗”。據稱在日據時期的1920年改為發音相似的“高雄”。去年正值更名一百週年,高雄市向京都市提議簽署協定。
10日在線舉行的簽署儀式上,高雄市長陳其邁感謝日本向台灣無償提供新冠疫苗,並致辭稱希望在感受兩市獨特魅力的同時加強合作。京都市長門川大作回應稱:“將深化市民層面的交流。”
據稱,雙方正在探討基於協定,今後在兩市舉行傳統藝術的表演。
原文出處 共同社