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スタバ偽造チケット、1431枚密輸入容疑 中国籍の夫婦を逮捕 20210623


スターバックスコーヒージャパン(東京)が発行するドリンクチケットの偽造券約1400枚を密輸入したとして、福岡県警門司署などは中国籍の夫婦を偽造有価証券輸入の疑いで逮捕し、22日発表した。門司税関は同日、夫婦を関税法違反容疑で福岡地検小倉支部に告発した。

逮捕されたのは、いずれも中国籍で福岡市中央区清川2の無職、ジアン・ウェイ(40)と夫の会社員、ハオ・ジュンドン(39)両容疑者。逮捕容疑は3月下旬、偽造ドリンクチケット1431枚を中国から自宅に国際宅配貨物で発送し、密輸入したとしている。

大阪税関関西空港税関支署の職員が発見。鑑定で偽造券と判明した。逮捕は6月3日。2人とも容疑を認め、ハオ容疑者は「中国の知人に依頼して偽造ドリンクチケットを輸入し(これまでも)日本で販売した」と話しているという。

門司署や門司税関によると、2人は以前から同様の手口で偽造券を輸入し、インターネット上で販売していたとみられる。中国の知人に券の情報を送るなどしており、券の偽造段階から関わっていたとみて調べている。

スターバックスコーヒージャパンの公式サイトによると、ドリンクチケットは「コミューターマグクーポン」という名称で、タンブラーやボトルなどの対象商品を購入した際にもらえ、好きなドリンク1杯と交換できる。これまでに偽造が確認されているのは、2020年1月16日以前に発行されたもので、上限金額や有効期限はないという。

同社は「店舗およびオンラインストア以外で入手されたドリンククーポンについては、一切保証いたしかねる」と偽造券への注意を呼びかけている。

原文出處 每日新聞