道などは29日、新型コロナウイルスに感染した12人が死亡し、新たに442人が感染したと発表した。日別の死者数が2桁となるのは4日連続。道内の死者数は計1078人、感染者数は延べ3万7392人(実人数3万7309人)となった。
死亡したのは、札幌市居住の40~90代の7人と道発表の70代、80代、年代非公表の3人、旭川市発表の60代1人、小樽市発表の年代非公表1人だった。
新規感染者数は5日連続で400人を上回った。内訳は、札幌市発表分が240人(うち再陽性1人、居住地非公表18人)、道分が173人、旭川分が16人、小樽分が10人、函館分が3人だった。
新たなクラスター(感染者集団)は、札幌市内のグループホーム(7人)と特別養護老人ホーム(6人)、胆振管内の障害者支援施設(18人)、苫小牧市のデイサービスセンター(8人)の4件。札幌市、道はいずれも濃厚接触した可能性のある人を把握できているなどとして施設名を公表していない。
既存のクラスターでは、帯広市の帯広第一病院で31人増の計40人、25日に発表された札幌市内の医療機関で9人増の計44人などとなった。
原文出處 朝日新聞