『太陽の王子 ホルスの大冒険』、『ルパン三世』、『未来少年コナン』などで知られるアニメーターの大塚康生さんが、3月15日に亡くなったと、東京アニメアワードフェスティバル2021の授賞式にて、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーより明かされた。
大塚さんは1931年7月11日生まれ、島根県出身。
1956年に東映動画(現・東映アニメーション)に入社し、『白蛇伝』、『わんぱく王子の大蛇退治』などの作品に参加、なかでも高畑勲監督の『太陽の王子 ホルスの大冒険』では作画監督として、躍動感溢れるアニメーション映像を生み出す上で中心的な役割をはたした。
また、1971年には『ルパン三世』第1シリーズのキャラクターデザインと作画監督を手掛け、以降、長く続く『ルパン三世』シリーズの礎を築いた。
後に、Aプロダクションを経てテレコム・アニメーションフィルムに移籍。
東映動画の後輩でもある宮崎駿監督の盟友として『未来少年コナン』、『ルパン三世 カリオストロの城』などで作画監督(『カリオストロの城』ではキャラクターデザインも)を務め、その才能を遺憾なく発揮した。
後年は代々木アニメーター学院の講師として後進の指導にも携わり、2019年には日本アカデミー賞協会特別賞も受賞した。
享年89歳。
謹んで、故人のご冥福をお祈りします。
原文出處 animageplus
大塚康生(1931年7月11日-2021年3月15日)是日本島根縣出身的動畫師,在1960至80年代期間與動畫導演高畑勳及宮崎駿等人合力製作多部作品。
1957年大塚康生進入東映動畫,成為該公司草創期的初屆職員。
首次參與的作品則是在1958年公開的《白蛇傳》中擔任動畫師,其為日本第一部彩色動畫。在高畑勳及宮崎駿加入了東映動畫後,大塚康生與他們兩人在東映時映共同推出的電影動畫為1968年的《太陽王子 霍爾斯的大冒險》。
之後大塚康生與高畑勳及宮崎駿陸續轉往到A Production(後來的SHIN-EI動畫)、日本Anime等動畫室,此期間製作了《熊貓家族》、《未來少年柯南》、《魯邦三世卡里奧斯特羅之城》等代表作品。
除了高畑勳與宮崎駿外,包括杉井ギサブロー、月岡貞夫、芝山努、小田部羊一、椛島義夫、近藤喜文、田中敦子、うつのみや理、貞本義行、田中達之、板垣伸等多數日本動畫業界人士都曾受過大塚康生的對於動畫技法方面的指導。